アンチエイジング>加齢と共に増える肥満も老化の一種？

人間は世間一般的に見て多くの人が年齢とともに太っていく傾向が
有るようです。太るという事が体に良くない事だとすれば、これも
一種の老化現象と言えるのでしょうか？

事実年を重ねるごとに代謝も衰えて消費するエネルギーは若い頃と
比べるとはるかに少なくなっていて、そこへ変わらない量の食事を
続ければ当然余分なエネルギーが脂肪になって蓄積され肥満体へと
繋がっていきます。ですので老化現象の一つとしての肥満ではなく
必然性の結果の上での脂肪の蓄積で起きた結果なのです。

逆を言うと肥満体が老化を促進するという研究報告も有ります。
その報告を見ると明らかな肥満の人は、そうでない人と比べると
１０歳以上老化現象が進んでいるという事です。
さらに驚く事に脳の老化は顕著に進み、実に１５歳以上も老化の
促進が見られた例もあったという事です。
そもそも肥満は若い人でも糖尿病の原因になったり心臓や血管に
悪影響を与えています。アンチエイジングの有効な手段としては
適度なダイエットも必要不可欠だということですね。