アンチエイジング>老化にかかわる原因説その９、消耗説

私たちの生活の中で、非常に便利な役割を果たしてくれている様々な
機械たちが存在しますが、彼らも長年使用続けているとあちこちの部品
が消耗してきて不調を訴えるようになってきますよね。

私たち人間の肉体もまさにこれと同じで、長年生きてくるとからだの
あちこちが、まるで機械の歯車がだんだんすり減ってくるのと同じ様に、
少しずつ消耗していき、ある一定レベルの段階になると細胞が劣化して
結果的に老化という結末を迎えることになります。

じゃあ体を全く使わずに来る日も来る日も寝てばかりいれば体の消耗
は防げるの？答えは残念ながらノーなのです。確かに激しい活動をしな
ければそれなりに消耗を遅らせることは出来そうですが、それでも生物
は生きている限り呼吸をして心臓は血液を循環させ、常に体温を維持し、
また脳は常に生命活動に必要な肉体のコントロールをおこなっています。
こんな具合に物理的に体を動かさなくても、肉体の消耗は確実に進んで
いるのです。そんな中でやはり無用なストレスを避け適切な栄養補給等
を心がければ消耗した細胞もある程度回復でき老化の予防につながる
のではないでしょうか？